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霧立ち越え

翌日、朝早く宿を出発。ゴボウ畑登山口へ。
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準備体操後、山岳ガイドについて、ゴボウ畑登山口スタート。
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かなりな急坂が延々と続きます。 フーフー、ハーハー、ゼーゼー。。。
周りは皆さん 平気な顔。
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楽になったら 尾根道に到着。
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こんな看板がありました。 
鎌倉時代、那須大八が平家の残党を追ってこの峠を越え椎葉まで行った。
明治時代、西郷隆盛が西南の役で熊本で破れ、この峠を越え鹿児島に落ち延びた。
江戸時代、物資を運ぶ馬がこの峠を越えた。
昔は道路が無く、海路か山越えが交通の手段だったのですね~
そう言えば、熊野詣も深い熊野の山越え でした。
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杉越から椎葉方面へ、途中から折れて 白岩山へ。
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白岩山山頂(1620m)
白岩山は九州最高地にある石灰岩峰。
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椎葉方面へは行かず 引き返します。
杉越から向坂山へ。
尾根道は ルンルンで~す。
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南国宮崎の山ですが冬には積雪も深く 今冬、雪山トレッキングした同行の友人は
「ダイアモンドダストが見られ、それはそれは綺麗な雪山だった」と言ってました。
そのとき 皆んなが滑って転んだという急坂は階段に…
キツ~イ階段が続き、こんな時「なんでキツイ思いして~」と悔やんだりします。(/_;)
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霧立山地の最高峰、向坂山(1684m) 眺望は良くありません。
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ここから五ヶ瀬ハイランドスキー場まで下山。
九州で唯一の天然雪のスキー場。 
雪の無いスキー場の勾配は凄いですね~(◎o◎) 足に堪えます。
丁度、昼ころ。お弁当に。 登ってるときはいい風が、止ると冷たい!
ジャンバー、ウインドブレーカー 全部着込んでも寒い!手がかじかみます。
早々に出発。 黒岩岳(1582m)頂上。
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眺望良く、祖母、傾山、まで見えます。
遠く、雲の上に前日登った 俵山が見えました。
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めずらしいきのこ。  「貝殻だけ」
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「サルノコシカケ」大き~~~い。 長径30~40㎝もありました。
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「いちい」の実。 甘くて美味しいです。
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小川岳(1542m)まで縦走の予定が、小川岳は一度降りてから又、登るので
とても時間が足りない。とのガイドの言で、小川岳は又の機会に… 下山しました。
「ホッッ!」 とても付いてゆけなかったでしょうね~^^;

帰路、余った時間で 日本の滝百選の一つ「白滝」に寄りました。
山奥で見物人もポツリ、ポツリ。
見事な紅葉に会えました。 
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この仲間は 登山の後は必ず温泉(お風呂)です。温泉は効きますね。 
二日続けて1000m以上の山に登りましたが、揉み解したお陰、
帰宅後、ロボット歩きしなくてすんでいます。
by hotate13 | 2008-11-15 18:17 | 登山
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