クルーズ最後の寄港地、ナポリ入港。 近郊の ポンペイ遺跡へ。 ポンペイは紀元前から貿易で大いに栄え、生活を享受していた2万人ほどの市民が 紀元79年(1931年前、日本は弥生時代!)に ヴェスヴィオ火山の大噴火で 殆んどの市民がガスで逃げ遅れ、一夜にして火山灰にうずもれた古代都市。 政治が行われた 町の中心 公衆浴場の天井、 ポンペイ市民は午前中は働き、午後は社交場の浴場でゆったり過ごしていたのですね~ 歩道と車道(排水溝もかねる)に分かれてて 車道を横切る踏み石は横断歩道。 横断歩道横にある、水飲み場。 蛇口から水を飲む時、手をついた両側の石が磨り減ってる。 パン屋、石臼で奴隷が粉を挽き 左の窯で焼いた。 ワインの立ち飲み屋やクリーニング店跡もありました。 ポンペイ人は 美食、浴場、円形劇場、ワインなど 毎日を楽しんでいたようです。 荷物を運んでいる図、当時の運送会社の看板。 お金持ちの家のプール。 猛犬に注意! もちろん、ガスに巻かれて逃げ遅れ亡くなった人の上を火砕流や火山灰が覆ったため 人間の形が空洞で残り、そこに石膏を流し込み現れた子供や女性の無残な姿も 残っています。火山灰が乾燥剤となり街の姿がそっくり残ったんだそうです。 ここでも 2000年以上も前の鉛の水道管が残っています。(驚) これまで晴れに恵まれたこの旅行で、初めての雨にあいました。石畳が滑ります。 10年以上も前、ポンペイに来たことがありますが ずいぶんと整備されて きれいになってました。 「ナポリを見て死ね」と言われる、雨あがりのナポリ。 午後、散策時間はあったけど、この旅行で随一の治安の悪い街です。 前回、散策したし~ で 船でゆっくり過ごします。 生憎の空の下、ナポリ出航。 バルコニーから13階の操舵室が眼の前に見えます。 入港、出港の際、数人の乗組員がレシーバー片手に操船指示を出しています。 近くて眼が合うのですョ。手を振ってくれたり~^^ ↓ が操舵室。 覗きに行けばよかった!と今頃…^^; 明日の下船のため、色分けし番号がついた「タグ」が船室に配られます。 乗客一人に一個以上のスーツケース。 3千数百個のスーツケースと乗客の下船で戦場になります。 そこで タグの色、番号順に荷物が下ろされ、その順番で乗客も下船します。 初めてのクルーズ。 今夜が船での最後の日、明日はジェノバで下船です。
by hotate13
| 2010-03-24 17:58
| 歩き・旅
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