幸若舞…

織田信長が愛し、桶狭間の戦いの出陣前に舞ったという「幸若舞」
(人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻(ゆめまぼろし)の如くなり〉の「敦盛」

700年前ころ(室町時代) 福井の越前で武士の舞曲として生まれ、
戦国時代、江戸初期には盛んに舞われたようですが、武士が消滅するのと共に廃れ
現在、日本で「幸若舞」が舞われるのは、福岡県、瀬高町(現、みやま市瀬高)の
”大江八幡宮”のみ。

大江の幸若舞は220年ほど前に伝えられ、発祥地の越前、他全国の幸若舞が廃れる中
大切に保存され 第一次の国指定重要無形民族文化財に指定され
毎年、一月二十日 大江八幡宮に、舞が奉納されているそうです。

大江八幡宮の注連縄、チョット変わっています。^^
b0010125_183293.jpg

あいにくの冷たい雨が 一日中、降り続けました。(手足がジンジン 凍えそう~(/_;)
厚いわらぶき屋根の立派な 舞堂。
b0010125_2325795.jpg

舞は殆んど動きがありません。 時々床を踏み鳴らしながら回るくらい。
太夫、シテ、ワキのが主で、バックは鼓一つのみ。
鼓は 三十代大頭流(だいがしら)家元。
b0010125_19144559.jpg

幕の紋は、桐、下り藤、陰陽の菊。
この”陰陽の菊”の紋は 後柏原天皇の御前で舞った際、天皇から賜った紋とか…
b0010125_19273439.jpg

若者の声は 朗々と響きます。
ちょっと上体を前に倒した 独特の形。
幸若舞を絶やさないため、この若者たちに頑張ってほしいですね~
b0010125_235551.jpg

大江地区の幸若舞が今に残ったのは 大江に住む男子のみが舞うことが許され
子供の時から誇りにしてたこと。
中学、高校生は声変わりの為、中断 また成人してからとの事。
でも学校、就職で地元から離れ 地区に帰って幸若舞を伝承する若者が少なくなったと…
小学生も懸命の舞を奉納。 
b0010125_19291552.jpg

オチビちゃんたちも、成人してからも幸若舞 続けて欲しいです。
[PR]
by hotate13 | 2008-01-20 19:40 | 歩き・旅 | Comments(8)
Commented by pegasus at 2008-01-21 10:12 x
>人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻(ゆめまぼろし)の如くなり

当時の平均寿命は50年だったのでしょうか~
今の日本は80年??
ずいぶん伸びたんですねぇ。。

「下天のうちを比ぶれば」の意味はどうなんでしょう。。
宇宙の時間の長さと比べれば・・
ちがうかな?
Commented by hotate13 at 2008-01-21 12:19
pegasusさん
日本人の寿命延びましたね~ 戦国時代は50歳もいってなかったのでは?
「下天」仏教界でのことでしょうが、ググッテ見たけど…よく解りません。 
コピペしてみましたが~?

(織田信長の幸若舞「敦盛」の一節で「人間五十年、下天のうちをくらぶれば」があまりにも有名ですが、実はその原点でもある幸若舞では「化天」という風になっています。この「下天」と「化天」では意味が違ってきて、化天(正しくは楽変化天)は第五位に位置し、最下位の「下天」よりはランクがひとつ上がります。
勿論、この謡は人間の寿命に関して唱っていることから、「下天」の寿命は五百歳、「化天」の寿命は八千歳と、人間界の寿命よりは遙かに長命で有るわけですから本来の意味を逸脱するものではありません。)
Commented by waku59 at 2008-01-21 19:33
幸若舞。友人のお父様が舞っていたんです。

残念ながら友人は大学で東京に出て
瀬高には帰ってきていません…。

機会あればワクも見たかったんです。

hotateレポートにサンキューです♪

Commented by hotate13 at 2008-01-21 21:29
wakuさん
まァ~ wakuさんのお知り合いが幸若舞の舞手だったとは~
素晴らしい伝統の後継者だったのですね。
説明では、大江地区の男子小学生は皆んな幸若舞を習うらしいのですが、進学、就職で大江を離れ、成人後、地元で舞いを続けてくれるのは40人に1人くらい…と言ってました。 稽古も厳しいのでしょうね~ 
毎年、1月20日 お昼頃から3~4時間掛けて奉納されるようです。
来年は是非! 今年は寒さと雨に震えましたョ~
Commented at 2008-01-26 08:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hotate13 at 2008-01-26 13:21
鍵さん
ありがとう。まだ、コルセットのお世話になってます。
じっとしててもズキンとくるし、何気ない動きでもズキン。(>_<)
うっかり咳など出来ません。
日常の動作が無意識でできることは、大変なことだと改めて思います~

Commented by kun9145 at 2008-01-26 20:55
はじめまして♪
今日はコメント有難うございました。
実は・・・時々おじゃましていました。
4年前まで九州にいましたので、とっても懐かしいです。
これからもよろしくお願いします。

Commented by hotate13 at 2008-01-26 23:31
kun9145さん
こちらこそ、ようこそ~♪
九州にいらしたのですね~ お孫さんもこちらのようで~^^
私の母は高松在住、kunさんのブログに懐かしい風景が。
これから楽しみにおじゃましますね~
名前
URL
削除用パスワード
<< キヘン、ニンベン、サンズイ… 奇跡の星 >>